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1995-02-19
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6KB
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122 lines
Charpal.com 説明書
1995/02/19 Boko.
Towns-OSやWindowsのカラフルな画面に慣れると、DOS の真っ黒に白い文字の
画面は、あじけないですね。
charpal.com を使うと、Towns の文字の色や背景の色を変更する事ができます。
●charpal の簡単な使い方
MS-DOSのコマンドラインまたは、システムソフトウェアのコマンドモードで実行してください。
charpal NEGA↓ とすると、白い背景に黒い文字で表示します。(ネガ)
charpal PASTEL↓ とすると、緑の背景に白い文字で表示します。(黒板風)
charpal↓ とすると、簡単なヘルプ画面を表示します。
●charpal の特徴
・6種類のカラー設定をあらかじめ用意。
カラーパレットの事をよく知らなくても使えます。
それとは別に詳細な色の設定をすることもできます。
・アナログパレットを直接操作。
エスケープシーケンスで色を変えているわけではないので、他のソフトを
動かした場合も、設定した色がそのままになります。
(例外:VZのように、直接パレット操作をするソフト)
・背景が広がる。
単に背景色を変えただけでは、640×400ドットの範囲しか色が変わらずに、
その周囲に黒い部分が残るので、画面の端のあたりの文字が読みづらくなり
ます。そこで、CRTCを操作して、表示範囲を広げています。
(グラフィック画面を文字の画面より前面に出しているため、グラフィックと文字を重
ねて表示するようなソフトでは文字が読めなくなります)
・画面の上下に線。
『白いTowns』では、DOS 画面の上下に使われていない部分があります。
DOS の画面の上下に線を引いてDOS の画面の範囲を明確にできます。
●charpal のくわしい使い方
文法:charpal [<カラー設定名>] [Dn][Ln][Cxxxx[Cxxxx・・・]]
・カラー設定名は次の7つがあります。
charpal INIT :文字色/背景色を初期状態に戻す。
MONO :白地に黒文字。モノクロ8階調
NEGA :白地に黒文字。標準状態のネガ
PASTEL :緑地に白文字。黒板にチョークの文字風
GREEN :緑単色。グリーンディスプレイ風
PLASMA :オレンジ色単色。プラズマディスプレイ風
TROPICAL:青地に白文字。FM-OASYS風
・Dnオプション
D0 :背景の広さを元にもどす
オリジナルDOS の画面の大きさにもどします。
D1 :背景を広くする(24KHz)
上下に文字約1文字分、左右の幅は半角約3文字分広がります。
『グレーのTowns』ではDnオプションを省略すると、D1モードになります。
『白いTowns』でD1モードにすると、画面の上下に黒い部分が残ります。
D2 :背景を広くする(31KHz)
ほぼ画面全体に背景色が広がります。
『白いTowns』ではDnオプションを省略すると、D2モードになります。
『グレーのTowns』でD2モードにすると、DOS画面が上下方向に縮みます。
(このモードを使えば『グレーのTowns』でもDOS/V用ディスプレイにDOS画面
を表示できるはずですが、私はまだ試していません。)
DL :LCON対応オプション
LCON使用時に背景を左側だけ広げます。
LCONは画面モードが特殊なので、これ以上は広げられません
LCONを使用している場合は、このオプションか D- オプションを必ず
使ってください。D0,D1,D2モードでは画面がくずれてしまいます。
もし画面がくずれてしまったら、LCON I を実行してください。
なお、LCONは、マシーンMさん作のフリーソフトです。
D- :CRTC の設定を行いません。
色だけ変更して、ディスプレイの設定は変更しません。
・Lnオプション
L0 :画面の上下の線を消す
L1 :画面の上下に線を描く
画面の線を描く事ができるのはD1,D2モードです。D0モードで線を描く
と、上の線は文字と重なり、下の線は見えなくなります。
この線は、グラフィック画面(レイア0)に書いているため、グラフィック
を使用するソフトを動かすと消えてしまう事があります。
・C オプション
CpBRG :色の設定を詳細にできます。
パレット番号,青の輝度,赤の輝度,緑の輝度 を16進数で指定します。
Cが大文字の時は、 文字(レイア1)のパレットを操作します。
cが小文字の時には、グラフィック(レイア0)のパレットを操作します。
(MXCONBO使用時は、cオプションでグラフィックの色を変更してください)
例. charpal C00FFC70F0CF0F0
を実行すると
背景(パレット0)青の輝度=0,赤の輝度=F,緑の輝度=F(黄色)
文字(パレット7)青の輝度=0,赤の輝度=F,緑の輝度=0(赤色)
カーソル(パレットF)文字と同じ赤色 になります
MS-DOSの初期状態での設定値を書いておきます。
自分で設定する場合の参考にしてください。
パレット番号 青 赤 緑
0 0 0 0 黒(背景の色)
1 B 0 0 青
2 0 B 0 赤
3 B B 0 マゼンダ
4 0 0 B 緑
5 B 0 B 水色
6 0 B B 黄色
7 B B B 白(文字の色)
8 4 4 4 灰色
9 F 0 0 高輝度の青
A 0 F 0 高輝度の赤
B F F 0 高輝度のマゼンダ
C 0 0 F 高輝度の緑
D F 0 F 高輝度の水色
E 0 F F 高輝度の黄色
F F F F 高輝度の白(カーソルの色)
注・本文中で『グレーのTowns』『白いTowns』という言葉を使っていますが、正確には
次の機種の事です。
『グレーのTowns』(MS-DOSの画面を 24KHzで出力する機種)
Towns 1/2/1F/2F/1H/2H/10F/20F/40H/80H
TownsII UX/UG/UR/CX/HG/HR
『白いTowns』 (MS-DOSの画面を 31KHzにコンバートして出力する機種)
TownsII ME/MF/MA/MX/HA/HB/HC/EA2/Fresh/Fresh・TV/Fresh・E/Fresh・T
/Fresh・ES/Fresh・ET
-以上-